歯牙腫の術後の経過

歯牙腫の手術後の経過

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手術後 当日

手術後の経過

当日は出血が止まりませんでした。 ボタボタ垂れてくるほどではありませんが、数分すれば吐き出したくなるくらいに唾液に血が混じります。 帰りの電車の中では、他の乗客に見えないように、マスクの下にティッシュを入れてこっそり吐き出しました。 結局、一晩でティッシュペーパーを一箱分は使いました。

普通の食事は摂取できそうになかったので、ハンバーガーをちぎって奥歯の方に手で突っ込んで食べました。 あとは、ウイダーインゼリーなどを食べました。

手術の数時間後には完全に麻酔が切れて、痛みが出始めました。 激痛ではないものの、我慢するのは辛いレベルです。 すぐに処方された痛み止めの薬を飲んだら、痛みはほぼ引きました。

翌日

翌朝には痛みはありませんでしたが、相変わらず血がにじみ出てきます。 パンなら食べられますが、時間がかかるし飽きるので、ジュースを飲んでカロリーを摂取しました。

また、何もしなければ痛みはないのですが、食べ物や舌があたると痛いです。 普段は気が付かないことですが、言葉を発するときに歯茎の上側(切った場所)に舌があたるため、まともにしゃべれませんでした。 舌ったらずの呂律の回らないしゃべり方でした。

この日に診察を受けましたが、「腫れているけど、いつか治りますから大丈夫ですよ」と言われただけでした。

〜1週間後

この期間はゆっくりながらも普通の食事ができるようになりました。 手術した場所は青黒く腫れており、相変わらず触ると痛いが、何もしなければ痛くないといった感じでした。 出血はなくなりました。

手術からちょうど一週間後に糸をとりました。

〜3週間後

この期間はまだ少し腫れているものの、普通にしゃべっても痛みはなくなりました。 ただし、腫れている部分の臭いはひどかったです。あとは、前歯をかみ合わせたときに、少しぐらついているような感覚がありました。

3週間後に最後の診察があり、それで治療終了となりました。

それ以降

完全に治りました。 ただし、歯茎の形が少し変わってしまいました。 ちょっとボコっと凹んでいますが、ごくわずかですし、裏側なので誰にも見られません。 まったく問題ないので気にしていません(数ヵ月後には凹みも完全になくなり、元に戻りました)。

まとめ

手術の翌日から普通に仕事もしていましたし、特にいつもと変わらぬ日常を過ごせました。 少し苦労したのは、食事と発声くらいです。 普通にしゃべろうと思えばしゃべれましたけど、舌があたると痛いから気を使いましたね。

治療期間ですが、初診から最終診察まで約一ヶ月間でした。
おしまい。

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